今年の年間コースが先日終了しました。
受けていたのは「補綴治療を行うための基本8ヶ月コース」です
これは顎の関節の構造、顔の筋肉の付き方、姿勢の話など基本的な話から始まり、治療を施した歯や、その他の歯、顎の関節をどうやって治していくか、守っていくかというテーマで月に2日間、8ヵ月に渡って学ぶコースです。
終了、と書きましたが、実はこのコースを受講するのは3回目です。今回は復習と知識の更新のため参加しました。
周りを見ると再受講の見知った顔がちらほらと。歯医者だけでなく、入れ歯や被せ物を作る歯科技工士さんも多数参加しています。
このコースは来るたびに新しい情報や、新しい気付きがあります。なので再受講する人が大勢います。
人の「かみ合わせ」はとても複雑な機構を持っています。何も考えずに削って被せたりしたら、歯や顎を壊してしまう可能性があります。
治した歯が壊れないように、新しいむし歯にならないように、我々歯科医療従事者は細心の注意を払わなくてはなりません。
また、そうならないように定期メンテナンスが必要ともいえます。